外来看護師に転職するメリット、デメリット

病棟看護師から外来看護師に転職しようと考えている人は、外来看護師で働くメリットとデメリットについて知り、それから転職活動をするようにしましょう。何も知らずに転職した場合、こんなはずではなかったと後悔することになるかもしれないからです。

まずメリットからです。外来は基本的に夜勤がありません。午前中の診察と午後の診察だけなので、日勤のみであると考えて良いでしょう。夜勤があることが負担になっていた人は、大きなメリットになります。

そして、外来では休日を固定しています。週休2日にしている病院やクリニックもあれば、水曜日が休みとか、木曜日が休みというように、固定休みを設けているところがほとんどです。日曜日や祝日は完全に休みとしているところが多いので、プライベートを充実させたい人にはメリットになります。

外来に来る患者は、基本的に自立しています。そのため、体位変換や入浴介助など、病棟勤務で行っていたことはほぼありません。腰痛に悩まされている看護師が多いですが、外来勤務になって腰痛が軽くなったという人もいます。外来でも立ち仕事になり、診察中は忙しいのですが身体的負担は軽くなるのがメリットと言えるでしょう。

では、デメリットはどのような点でしょうか。外来は夜勤がありませんので、夜勤手当などがありません。その分、病棟勤務よりも収入が下がるかもしれません。そして、看護師としてスキルアップしたいと考えている人にとっては、症状が軽い人が多い外来勤務だとデメリットに感じることがあるでしょう。